院長の関山です。

この度は多大なご迷惑、ご不便をお掛けして誠に申し訳ありません。

外来は診療時間を伸ばす形で副院長が対応させて頂き、手術は私よりも経験、症例数とも豊富な、

非常に心強い医師達に応援に来て頂くことで対応させて頂いております。

ご不便お掛け致しますが、何卒ご容赦下さい。

 

お知らせ欄に書くべきことか迷いましたが、「入院1週間後の現状のお知らせ」でもありますので、

ここに私の状況も書かせて頂きます。

 

急性骨髄性白血病で11月13日入院、15日から化学療法を開始しております。

 

まず診断名を聞いて感じたことですが、私は公私ともに幸せな人生を歩ませてもらっていたにも関わらず、

この幸せを当たり前のものと錯覚し、日々些細なことに勝手にストレスを感じ、このストレスの蓄積が

私の体(骨髄)にダメージを負わせてしまった結果だと感じました。

 

癌化した骨髄細胞も本意ではなかったと思いますので、お薬で浄化された後、正常な骨髄細胞として

生まれ変わり、また一緒に明るい未来を描いていこうと体(骨髄)と日々対話しております(笑)。

 

次に治療経過ですが、非常に良いのではないかと思います。

治療開始前は白血球数が10万/μLを超えていましたが、ここ数日は数百/μLにまで減少しております。

副作用も未然に対処して頂いているお蔭で、少しの発熱と食欲低下くらいでしたが、

一昨日くらいから食欲も戻って来ております。

 

今回ご縁を頂きました関西電力病院血液内科の素晴らしいチームの手厚い医療、

恩師・先輩・後輩・同僚・仲間・友人・家族・私のことを大切に想ってくださる人達からの

温かいエネルギーのお蔭だと日々感謝、感謝です。

 

非常に多くの方々に多大なご迷惑をお掛けしておきながら誠に恐縮ですが、今回は非常に良いタイミングで、

非常に良いチャンスを頂けたと感じております。

 

「日本一、愛と笑顔があふれるクリニック」を目指しながら、最近は愛も笑顔も枯渇していたと思いますし、

この療養期間中に、私が復帰した後のクリニックの在り方、社会に対する私自身の役割、

今回お世話になっている(ご迷惑をお掛けしている)方々へのご恩返し・ご恩送りなどをしっかり考え、

出来るだけ多くのことを学んで完全復帰したいと思います。