令和7年度手術実績
令和7年度手術の総括
令和7年4月から令和8年3月末までの手術は下記のようになりました。
まず白内障手術に関しまして、今年度は488眼で昨年度の528眼から40眼減少しました。488眼の内、上半期が209眼、下半期が279眼でしたので、私が手術を再開した8月末以降は例年通りに戻ったという印象です。
より良い視機能獲得、裸眼視力向上を目指して乱視矯正用眼内レンズを積極的に使用させて頂いておりますが、今年度は130件(全体の約24.6%)でした(眼内レンズ費用は手術費用に含まれておりますので、乱視矯正用眼内レンズを用いたからといって別途費用が発生することはありません。一般的に乱視矯正用眼内レンズの使用頻度は10~20%です)。また、多焦点眼内レンズを用いた症例は12眼でした。
眼瞼手術は53件で、昨年度の46件から少し増えております。眼瞼手術を執刀している荒木医師は、今でも美容整形の施設で行われている手術の見学や学会発表も積極的に行い、より良い手術を追求しております。
白内障手術や涙道手術、網膜硝子体手術、全ての手術を通して、昨年度同様、今年度も術後感染症や駆逐性出血といった重篤な合併症は一例もありませんでした。
今後もより多くの患者様に「安全で質の高い」手術をご提供できるよう日々研鑽を積んでいきたいと思います。
手術実績
| 白内障 | 網膜 硝子体 |
眼瞼 | 涙道 | その他 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4月 | 27 | 1 | 5 | 1 | 15 | 49 |
| 5月 | 36 | 0 | 4 | 1 | 5 | 46 |
| 6月 | 40 | 0 | 4 | 0 | 13 | 57 |
| 7月 | 46 | 0 | 6 | 3 | 12 | 67 |
| 8月 | 23 | 2 | 4 | 0 | 9 | 38 |
| 9月 | 38 | 2 | 5 | 3 | 7 | 55 |
| 10月 | 51 | 1 | 4 | 0 | 14 | 70 |
| 11月 | 46 | 1 | 4 | 2 | 16 | 69 |
| 12月 | 40 | 0 | 4 | 4 | 13 | 61 |
| 1月 | 47 | 0 | 0 | 1 | 11 | 59 |
| 2月 | 47 | 0 | 6 | 1 | 10 | 64 |
| 3月 | 47 | 1 | 7 | 1 | 17 | 73 |
| 合計 | 488 | 8 | 53 | 17 | 142 | 708 |
「その他」の手術には抗VEGF抗体硝子体注射、翼状片手術、結膜弛緩症手術などが含まれます。網膜光凝固術、YAGレーザー(後発白内障に対して)、選択的レーザー線維柱帯形成術(緑内障に対して)などのレーザー手術は含んでおりません。
白内障手術成績
| 例 | % | |
|---|---|---|
| 術後眼内炎 | 0眼 | 0% |
| 後嚢破損 | 0眼 | 0% |
| チン小帯断裂 | 1眼 | 0.2% |
チン小帯断裂の1例は術前からチン小帯の脆弱化を認めていた症例で、眼内レンズは強膜内固定し、術後矯正視力も良好です。





